はじめに
家計簿をつけ始めた頃、まず困ったのが「夫婦それぞれの収入をどう整理するか」でした。 毎月の金額は分かっているのに、Excel に入れてみると意外とごちゃつくんですよね。Excel があればそのまま再現できる、シンプルで使いやすいレイアウトです。
毎月の収入を整理しておくと、家計全体のバランスがぐっとつかみやすくなります。
① レイアウト構成
最初はいろいろ試したんですが、結局いちばん見やすかったのがこの形でした。
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【夫婦の収入入力シート】
A列:項目
B列:夫
C列:妻
D列:合計
E列:メモ
──────────────────────────────
A2:基本給
A3:手当
A4:ボーナス
A5:その他収入
A6:合計(自動計算)
A7:収入比率(自動計算)
──────────────────────────────
項目は「基本給・手当・ボーナス・その他収入」。
これだけあれば、毎月の収入の流れは十分つかめます。
② 入れた数式(シンプルなものだけ)
作ってみて思ったのは、家計簿は“自動化しすぎない方が続く”ということ。
だから、必要最低限の数式だけにしています。
合計は
=B2+C2
収入全体の合計は
=SUM(D2:D5)
収入比率は
=B6/D6
(妻は C6/D6)
比率はパーセンテージにしておくと、あとで見返したときに分かりやすいです。
DIV/0! が出たときに焦った話
最初に作ったとき、比率のところに #DIV/0! がずらっと並んで、 「え、壊れた?」と本気で思いました。
原因は単純で、合計が 0 の状態で割り算していただけ。 Excel の“あるある”ですね。
私は空白にしたかったので、こうしました。
=IF(D6=0,"",B6/D6)
妻の方は
=IF(D6=0,"",C6/D6)
これで、収入を入れた瞬間にスッと比率が出てくれます。
支出入力シートは「とにかく入力しやすく」
収入シートができたら、次は支出。 ここは毎日触る場所なので、迷わず入力できることを最優先にしました。
- 日付
- カテゴリ
- 金額
- 支払者
- メモ
この5つだけ。 A4〜E4 から下に向かって入力欄を伸ばしていきます。
プルダウンを入れたら一気に楽になった
カテゴリを手入力していた頃は、 「食費」「食費」「外食」「食費(外食)」みたいに表記ゆれが起きて、 あとで集計するときに地味に困りました。
そこで、カテゴリはプルダウンに。
- 食費
- 日用品
- 光熱費
- 通信費
- 交通費
- 医療費
- 教育費
- 娯楽
- 外食
- その他
支払者も同じように「夫・妻・共同」でプルダウンにしています。 これだけで入力ミスがほぼゼロになりました。
月次サマリーは“家計の振り返りノート”みたいな感覚で
毎月の終わりに、ここを見るのがちょっと楽しみになりました。 「今月はどれくらい使った?」 「どっちが多く負担した?」 「収支はプラス?」 そんな疑問が一気に解決します。
収入・支出・収支のまとめ
- 収入合計
- 支出合計
- 収支(収入−支出)
- 夫婦の負担割合
この4つだけでも、家計の全体像がかなり見えてきます。
数式はこんな感じです。
収入合計
=SUM(収入シート!D4:D7)
支出合計
=SUM(支出シート!C4:C100)
収支
=B4-B5
夫の負担割合
=IF(B5=0,"",SUMIFS(支出シート!C:C,支出シート!D:D,"夫")/B5)
妻の負担割合
=IF(B5=0,"",SUMIFS(支出シート!C:C,支出シート!D:D,"妻")/B5)
グラフにしたら、家計のクセが見えてきた
私は数字だけだとピンとこないタイプなので、 カテゴリ別の円グラフを作ったら一気に理解が深まりました。
「うち、こんなに外食してたんだ…」 「光熱費ってこんなに変動するんだ」 みたいな気づきが毎月あります。
カテゴリ別の集計はこんな感じで作っています。
| カテゴリ | 合計 |
|---|---|
| 食費 | =SUMIFS(支出!C:C,支出!B:B,”食費”) |
| 日用品 | =SUMIFS(支出!C:C,支出!B:B,”日用品”) |
| 娯楽 | =SUMIFS(支出!C:C,支出!B:B,”娯楽”) |
| 交通費 | =SUMIFS(支出!C:C,支出!B:B,”交通費”) |
| 光熱費 | =SUMIFS(支出!C:C,支出!B:B,”光熱費”) |
これをそのまま円グラフにすると、 “どこにお金が流れているか”がひと目で分かります。
まとめ:このシートを作ってよかったこと
収入と支出を整理するだけで、 家計のモヤモヤがかなり減りました。
- 収入のバランスが分かる
- どちらがどれくらい負担しているか見える
- 支出のクセが分かる
- 毎月の振り返りがしやすい
Excel で作る家計簿って、最初はちょっと面倒に感じるけれど、 自分たちの生活に合わせてカスタマイズできるのが本当に便利です。
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